ブログ

2019/3/1 12:00

鳶職とは? 語源や種類、仕事内容などを紹介!



有限会社竹之内組は群馬県高崎市の近辺や埼玉県内で鳶職人を募集しています。
鳶職とひと言でいっても、仕事内容や必要なスキルなど、分からない部分が多いでしょう。そこで今回は求職者の方に向けて、鳶職の仕事についてご紹介します。もし少しでも興味がある方はぜひご覧ください。



■「鳶職」の語源とは



建築現場において高所で作業をしている職人を「鳶職人」といいます。名前の由来に関しては「高いところで仕事をしている=鳥類の鳶」と誤解されがちです。しかし江戸時代の職人が使っていた「鳶口」という道具が語源になっています。江戸時代から続く伝統ある職業です。

ちなみに江戸時代の鳶職人は火消し(今の消防士)も兼任していました。「火事と喧嘩は江戸の華」といわれるほど江戸の町では火事が多かった。

しかし今のように放水で消す手法は発達しておらず、当時は隣家を壊すことで延焼を防いでいたのです。鳶職人は「建築のスペシャリスト」として、棒状の鳶口を器用に使いながら、建物を解体し火事を収めていました。



■「鳶職人」の種類について



「鳶職人」にはさまざまな種類があります。共通しているのは「高所で働く職人」ということです。たとえば鉄骨を組み立てたり、ボルトで固定したりする「鉄骨鳶」や重量物の設置、解体などを手掛ける「重量鳶」、橋梁や高架、高速道路などの建設、点検、メンテナンスなどを手掛ける「橋梁鳶」などがあります。

なかでも有限会社竹之内組は、足場の組み立てや設置を手掛ける「足場鳶」です。戸建て、マンション、ビル、工場など、あらゆる建物の建設、修繕工事では高所作業が発生します。

その際に職人が安全かつスムーズに作業できるように、組み立てるのが「足場」です。足場鳶は足場を工期に合わせて正確に構築する仕事になります。足場鳶がいなければ高所での仕事はできません。施工のスタート地点として無くてはならない仕事です。


■足場鳶は経験がものをいう世界


足場鳶に必要なのは経験です。多くの現場を手掛けるうちにスキルが高まり、ノウハウが貯まってきます。すると元請けさまやお客さまからのあらゆるご要望に応えられるようになるのです。現場の安全性を高めたり作業者の負担を軽減できるように工夫したりと、高品質な足場を組めるようになってきます。

もちろん未経験で入社した場合は誰もが初心者です。しかし先輩の姿から技術を学んだり、教え手もらったりすることで、だんだんとスキルアップします。

大切なのはやる気を持って素直に現場の仕事を覚えていくことです。そのうちにより速く足場を組む方法や質を高める方法などが分かってくるでしょう。



■足場鳶は今後も残り続ける



現在、デジタル分野のテクノロジーが進行するにつれてAIが人の代わりに働くようになってきています。レジは自動化され、アクセルは踏まなくても車が走る世界はすぐ底に来ています。レジの店員やタクシードライバーはいなくなるかもしれません。しかし足場鳶は機械学習ではできない仕事です。

衣食住の1つである「建築物」は人の生活がある以上、今後も立ち続けます。そのために足場を組むことは単純作業ではありません。現場によってやり方を変えなくてはいけないし、組むべき足場の種類も変わるでしょう。

手に職をつけることができれば、今後長く働き続けられるのが魅力です。群馬県高崎市近辺にお住まい、もしくは埼玉県内にお住まいで鳶職として働いてみたいという方は、ぜひ一度募集情報をご覧ください。

慣れるまでは失敗することも多いでしょうが、経験豊富な先輩たちがしっかりとサポートしながらあなたを一人前に育て上げます。


【関連記事】

竹之内組についての紹介記事はこちら

鳶職で取得可能な資格についての紹介記事はこちら

求人要項・求人募集詳細についてはこちら